ECでも伝わる温かさ
~コンテンツで始めるブランディング~
2023.06.23
makeshopではWordPressと連携し、ショップ内にコンテンツを掲載できることをご存じでしょうか?WordPressで制作したコンテンツをショップドメイン配下に設定できるため、SEOの強化につながります。
今回は、WordPress連携を活用しアレンジレシピやコラムなどの素敵なコンテンツを掲載されているショップ様の事例をご紹介します。
- - 独自製法の粉なっとうの開発秘話とは?
- - makeshopを選んだ理由は?
- - ECでお客様に安心感を持っていただくためには?
など、余すことなくご紹介します。
makeshopでECサイト・ネットショップを構築・運営する事業者様の具体的な事例を公開!
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ショップ紹介
粉なっとうのはすや
今回お話を伺ったのは、独自製法の粉なっとうを販売されている有限会社ハス商会様です。
「粉なっとうを、どんな人でも美味しく、楽しめるものへ」をモットーに、腸内環境を整える“腸活”をはじめ、健康をサポートする商品を販売されています。
自然豊かな徳島県の“勝浦町”で創業しご家族で経営されている、アットホームで素敵なショップ様です。
独自製法の開発秘話
まずは、ご担当者様の自己紹介と会社概要をお願いいたします。
はすや公式オンラインストアを担当している窪と申します。同席の松田は楽天を担当しています。
私たちは徳島県の勝浦町という田舎町で粉末状の納豆を製造・販売しています。私たちはすやは家族で経営をしていて、粉末状の納豆は約20年前に父が開発した商品です。はすやオリジナルの製法で作っているため、ネバネバしないのが特徴で、納豆が苦手な方や海外の方からもご購入いただいています。フリーズドライ製法ではないので粘らず、「納豆菌芽胞」という熱や胃酸に強い菌が小さじ1杯でおよそ42億個も入っている、腸活・菌活に人気の高い商品になっています。
粉なっとうの販売を始められたきっかけを教えてください。
粉なっとうを販売する前は、当時とても珍しかった菌床シイタケを栽培していました。ただ、中国からのシイタケの輸入で国産のシイタケの価格が大暴落した時期がありまして、その時に目を付けたのが納豆菌なんです。
私たちの粉なっとうは、元々動物の飼料として開発を始めたという経緯があります。養鶏農家の知り合いから、「ヒナを仕入れてもすぐに死んでしまって、こういう時には納豆菌がいいんだけれども、高くてなかなか買えない」という話を聞き、そこから何年もかけて納豆菌を研究し、独自製法の粉末状の納豆を開発しました。
鶏の飼料に粉なっとうを混ぜて育ててもらったところヒナが元気に育ち、効果は抜群でした。ただ、当時動物用として販売していた粉なっとうを人用として勝手に転売をする人が出てきてしまって、2001年に動物用を廃止し、設備や管理を整え人用のみとして販売を開始しました。
ファンになっていただくために
「はすや」を楽しめるコンテンツ作り
ECを始めた経緯をお聞かせください。
2004年の秋頃に、雑誌で商品紹介をしていただけることになったんですけれど、掲載するためにはネットショップのURLが必要だと言われたんです。当時はまだ自社のネットショップを運営しているお店は少なくて、まずは楽天でショップを作ろうとなったのがきっかけですね。
自社ECの方は2008年頃に始めました。最初はEC-CUBEから始めて、次にfutureshopにお世話になり、その後にmakeshopに移転させてもらいました。
makeshopに移転された理由や選んでいただいた理由をお聞かせください。
makeshopを選んだ理由は、定期購入機能が充実していたからです。定期購入機能に柔軟性があり、お客様側で操作可能な範囲が広いところが一番の決め手ですね。
うちは定期購入を申し込んでいただいているお客様がたくさんいらっしゃるので、定期購入の変更対応があるとどうしてもご対応に時間がかかってしまうんです。makeshopではお客様ご自身でマイページから定期購入のサイクル変更や解約・スキップなどをできるため、それがすごく魅力に感じました。
makeshopではリピーター獲得に最適な定期購入オプションをご用意しております。
日用品や消耗品を取り扱われているショップ様、セット・コース販売をお考えのショップ様におすすめの機能です。
お客様のマイページ上でサイクル等の変更が可能なため、ショップ様の負担を軽減します。
モールと比較して自社ECの方が良いと感じる点はありますか?
自社ECで買っていただいたお客様は、はすやのお客様として接することができるのがいいところだと思います。モールだとたくさんのショップさんがいらっしゃるので、例えば楽天だったら「楽天で買った」という認識の方が多いと思うんです。
なので、自社ECでは「はすやで買った」と認識していただき、はすやを周りの方に紹介したいと思ってもらえるようなショップづくりを目指しています。もっとファンになってもらいたいな、好きになってもらえたらなという気持ちで運営しています。
makeshop取材班:はすやのファンになっていただくためのツールとして自社ECを使っていただいているんですね。
そうですね。あとは、自社ECはモールと比べると自由度が高いのが一番の魅力だと思っています。コンテンツをしっかり出していけるので、ブログやコンテンツなどを充実させてお客様に楽しんでいただき、より深くお付き合いをしたいと考えています。
makeshop取材班:WordPress連携を活用されて素敵なコンテンツを作成されていますよね。
コンテンツ内容としては菌活コラムやレシピを中心に掲載しています。特にレシピはフードコーディネーターさんと一緒に作っていて、自分では思いつかないようなものも多く、「そんなレシピがあるんだ!」と私たちも感動しています。
makeshopではWordPressと連携が可能です。
WordPressで制作したコンテンツをショップ内に掲載することによって、SEOの強化につながります。
また、商材や商品に合わせた自由度の高いコンテンツをかんたんに作成することができます。
実店舗のような安心感をECでも
3姉妹としてお顔を出してECの運営をされているのはなぜですか?
よくビジネス姉妹?と聞かれるけれど、本物の姉妹なんです。
やっぱりネットショップっていうのは、対面とは違い顔が見えないお買い物の手法だと思うんですね。粉なっとうって結構ニッチな商材なので、大丈夫かなって不安に思うお客様もいらっしゃると思うんです。ただ、健康にすごく良い商品で私たちは自信を持ってお届けをしたいと思っているので、お客様との距離感をより縮めて信頼関係を築いていきたいです。顔を出すことで「本当に自信がある商品なんです」っていうことを少しでもお伝えできるかなと思っています。
makeshop取材班:お顔を出すことによってお客様に安心していただけるだけでなく、商品のブランディングにも繋がっているんですね。他にもお客様に安心感を与えるために気を付けていることはありますか?
商品のレビューを増やすための施策をしています。レビューは最初あまり件数が伸びなかったのですが、レビュー投稿をしていただいた方にポイントを付与したり、フォローメールにポイント付与について掲載したりするようになってから、かなり増えてきたかなという印象です。
また、今後はMakeRepeaterを活用して通常商品の購入者と定期購入商品の購入者のセグメントを分けてメール施策をすることで、リピーターさんを育てていきたいと思っています。
makeshopでは“顧客育成型”メールマーケティングツールをご用意しています。
お客様一人ひとりに合わせたメール配信を実現し、顧客ロイヤリティ向上をすることができます。
最後に今後の展望をお聞かせください。
新規のお客様の流入を増やしていきたいと思っています。コロナも落ち着いてきたので、ポップアップや物産展などにも積極的に参加していきたいです。
粉なっとうは今でこそ色々な会社から出していますけれど、発売当時はまだまだマイナーな食品だったんです。それが今では、粉なっとうを離乳食に入れてくれたり、妊婦さんが食べてくれたり、安心して口にしていただけることがとても嬉しいです。
私たちは父を病気で亡くしていて元気のありがたみとか健康のありがたみを身に染みて感じているので、私たちの商品でひとりでも多くの方の健康をサポートできればいいなと思っています。
有限会社ハス商会様、インタビューにご協力いただきありがとうございました。
独自製法の粉なっとうをはじめ、人々の健康をサポートするための商品を提供されているはすや様は、お客様に安心感を持ってもらうために様々な工夫をされていました。
リピーター対策やファン獲得のため、定期購入機能やWordPress連携機能を活用しているので、ぜひご参考になさってください。
makeshopでは売れるECサイトを構築いただくため、電話をはじめ、メールやマニュアルでのサポートも充実しております。
是非、makeshopをご検討ください。